暴落に備えてキャッシュを用意したのに!残しきれず失敗した話
正直に失敗したことを白状します。
逆張り投資家の私は、リーマンショックのようなリセッション時に買うことを得意にしてます。
今回は暴落を見据えてせっかく用意していたキャッシュを使ってしまった!そんな失敗談です。
●キャッシュポジションの推移
2017年11月の頃のこと。
どうも株価が高すぎる。
そろそろ天井ではないか?不景気になるんじゃないか?
そんなふうに感じて、かなりリスクマネーを売却してキャッシュを作りました。
売ったのは先進国投信。
下のグラフは私の証券口座の評価額の推移です。紫色が現金です。2017年11月から一気に増えているのが分かると思います。
その後の資産の比率はザックリ現金30%、日本個別株30%、先進国投信40%って感じでした。
ところが、、、
そこからほとんど株価が落ちなかった。
私の予想は外れ。
というわけで、待つのも嫌だし、機会損失も嫌なので再び株を買っていった。
なんせ買えば騰がる相場だったわけで。
そうして、2019年8月にはほぼキャッシュがなくなった。
ところが!
2019年12月をピークにして、とうとう暴落がきた。
それもめちゃくちゃなスピードで下がった。
しかし、時すでに遅し。
私はキャッシュを使っていたので、積極的に買うことができない状態になってしまった、、、
●なぜ?キャッシュを使ったのか?
なぜキャッシュを使っちゃったのかな?
うすうす株価が高値圏にあるな、と思っていたのに。
それは、一言でいって
「上昇相場で自分も儲けたかったから」
これに尽きる。欲をかいたのだ。
今回のことはもう過去のこと。では、どうすればよかったのか?
これをどうしたらプラスにかえることができるだろうか・・・
株を買いたい気持ちをなんとか抑えつけるか、
あるいはキャッシュをすぐ使えないように証券口座以外のどこかに逃しておくか、
そうするしかなかったように思う。
今回のことはすでに過去なのでもうしょうがない。
では、次回、高値圏を嗅ぎつけたら、株式を売却してキャッシュをキープできるか?
・・・とても難しい。
また、株を買ってしまいそうな気がする。騰げ相場で買わずに過ごすのは、据え膳を食わないのと同じくらい難しい。
うーん。
それならば、初めから証券口座以外に非常用のキャッシュを貯めておいた方がいいかもしれない。
これをやると投資効率は落ちるけど、やはり、暴落時に株を買えるということには替えられないよなぁ。
うーん。
投資歴12年とか言っておきながら、私はこんなもん。
人間って分かっていてもなかなか合理的な行動ができないもんですね、、、痛感。
今回の記事は以上です。
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