新型コロナウイルス蔓延 マスクは効果あるが売切続出、、、どうすればいい?
妻からラインが届いた。
「クリエイトにマスクがない。」
twitterではドラッグストアからマスクが消えたというつぶやきも投稿されている。
名古屋でも、マスクが品切😅
— 2代目 J City Boy (@2JCityBoy1) 2020年1月25日
中国から来た方々が買ってました👍 pic.twitter.com/VJpYKLVALp
アマゾンにもない。
あっても異常な高値だったりする。
便乗値上げには、ふざけるなと言いたい。
値上げはともかくとしても、新型コロナウイルスを恐れて、みんながマスクを買い求めた結果、店頭からマスクは姿を消しつつある。
そこで検証してみた。
検証:新型コロナウイルスにマスクは本当に必要なのだろうか?
まず「コロナウイルスはどのように口から感染するのか?」ということを考えてみたい。
ウイルスの経口感染モードは3つある。
・接触感染
・飛沫感染
・空気感染
接触感染は単純明快。ウイルスに触れた手で、「自分の口を触る」あるいは直接口を触らなくても「食べ物、食器、箸を通して口内に入る」ことで感染する。
予防策としては・・・
・コロナウイルスに感染した人やウイルスに感染した人の服やティッシュに触れない
・コロナウイルスが付着している恐れがある共用のドアノブやトイレのレバーなどに触れない
・これらに触れた後は洗う
・無意識に口を触れないようマスクで口を覆う
などが有効だ。
次は飛沫感染と空気感染。
(昭和大学薬学部資料より引用)
http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/frdi8b0000001sb0-att/a1437547184715.pdf
飛沫感染とはどのような感染なのでしょうか? 咳やくしゃみをすると、口から細かい水滴が飛び散りますよね。
この細かい水滴を飛沫と言います。
この飛沫に病気の原因となる細菌やウイルスが含まれていた場合、これを吸い込むことで感染するのが
飛沫感染です。
例えば、インフルエンザは、この飛沫で感染します。
一方、これとよく似た感染経路に「空気感染」という言葉があります。
空気感染と飛沫感染はどう違うのでしょうか?空気感染は別の言い方で飛沫核感染といいます。
飛沫核とは、飛沫の水分が蒸発した小さな粒子のことで、これを吸いこむことで感染するのが飛沫核感染、つまり空気感染ということになります。
飛沫は水分を含んでいるためそれなりの重さがあり、体内から放出された後、すぐに地面に落ちてしまいますが、
飛沫核は水分が無いぶん軽いため、長い時間たっても空気中に浮遊し、しかも遠くまで飛んでいくことができます。
従って、患者から十分な距離をとっていても感染してしまうのです。
例えば、結核や麻しん(はしか、水痘(水ぼうそう)は空気感染することが知られています。
飛沫感染を防ぐ方法の一つとして、マスクの着用が挙げられます。
一方、空気感染の予防法は、飛沫核の拡散を防止することが重要となります。
そのため、室内環境を減圧したり、高機能のフィルターを用いて空気を清浄化するなど、より高度な対応が必要となります。
(引用終了)
なお、コロナウイルスは空気感染するかどうかについて1/30時点で結論は出ていない。
おそらくはしないだろう、という推測も出ている。
(日経ビジネスより引用)
新型コロナウイルスについて知っておきたい20のこと(随時更新):日経ビジネス電子版
結核や水痘のような「空気感染」(空気中に長時間、感染源となる飛沫核が浮遊し、これを吸い込むことで感染する)の能力は持たない可能性が高い。
(引用終了)
空気感染するウイルスには、N95と呼ばれる特殊なマスクと、その特殊なマスクを正しく着用するスキル(要するにちゃんとつけるのが難しい)が必要だが、
残念ながら、Amazonの最安値でも一個¥6,338 、しかも使い捨て。そんなものを着用するのは非現実的だ。
というわけで、
・第一に、コロナウイルスに対してマスクは接触感染を防ぐ、飛沫感染を防ぐということにおいて有効である。
・第二に、空気感染。現在のところコロナウイルスが空気感染するかどうかは定かでない。空気感染するとしても、対策には高価な特殊マスクと装着スキルが必要で一般人の装着は非現実的。
まとめると下表のようになる。
したがって、新型コロナウイルスにマスクは必要なのだろうか?という問いに対しては、
「新型コロナウイルスにマスクは必要。N95マスクを用意した方がいいが、ムリなので普通のマスクをつけよう!」
が答えとなる。
でもさ、その肝心なマスクが売ってないのよ・・・
じゃぁ・・・どうする?
「作っちゃえばいんじゃね?」
そもそも一般的なマスクって飛沫感染しか防げないんだよね??
要するに、せきやくしゃみで飛んできた唾液をブロックできればいいんでしょ??
というわけで、マスクを作ってみた。
作ってみた①簡易使い捨てマスク
用意するもの:
・ゴムひも
・キッチンペーパー
・ホッチキス
作り方:
①キッチンペーパーをひだ折りします。
②ホッチキスを使い、端っこの部分をゴムひもと一緒に止めます。
完成。
早っ!
とりあえず、唾液をシャットする用の簡易版です。これではペラペラなので、鼻の部分から空気が入ってしまいますね。
鼻の部分に針金を入れるしかないかな。
作ってみた②布マスク
用意するもの:
・ゴムひも
・布
・ネームテープ(アイロン接着)
・ホッチキス
次は布を使ったマスクです。洗って再使用することも可能なので、3枚くらい作って洗い替えすればいいかな。
※コロナウイルスは、エンベロープを持つウイルスなので、アルコール消毒や洗剤など洗えばで失活します。気になるならマスクだけ個別で洗ってもいいかもしれませんね。
作り方:
①ダイソーに行って、布とゴムひもとネームテープ(アイロン接着)を買ってきます。
②布を48cm×20cmに切ります。
③布を折ります。
まず、写真のように裏返した布を横長に置き、
上側と下側から真ん中に折ります。
布の短辺が半分になります。
次に、布の長編を三つ折りします。敷布団を畳む要領です。
④マスクの端部を折り返してゴムひもを通します。折り返した部分をホッチキスで止めます。ホッチキスの端部が露出する側をマスクの内側にします。
⑤このままでは洗濯時にホッチキス部がほつれるのでネームテープでホッチキスの芯部分をシールします(アイロン使用)
完成!
やはりペラペラなので、鼻の部分に針金を入れるのがよいかもしれません。
あと、私が行ったダイソーにはありませんでしたが、ガーゼ布で作れば肌ざわりもよくなって最高です。
※ガーゼで作る場合は、一度洗って乾燥させた後、作りましょう。縮みます。
ちなみに、裁縫ができる人は、ホッチキスやネームテープなど不要です。ホチキス止めした部分を、単純に縫ってしまえば作れます。
というわけで、感染予防したいけど、マスクがない!って人はいっそ作ってしまうのもいいかもしれません(めんどくさいけど。あとホッチキスで作ったらあんまり洗濯に耐えられないかも)
DIY(Do it youself・・・自分自身でやる)という言葉が一時期はやりました。
PY(Protect Yourself・・・自分の身や安全は自分で守る)も、これからは必要かもしれませんね。
もちろん、身の安全だけでなく、資産もです!
それでは、今回の記事は以上です!