私の銘柄探し方法と株を買うタイミングのまとめ
新型コロナウイルス関連による市場の動揺や、人や物の輸送に影響が出ていることから、世界の株価が乱高下しています。
この状況だと、2月3日月曜日の日本市場は大荒れ、絶交の買い場も訪れるかもしれません。
というわけで、自分も株を買うかもしれません。なので、これまでの私の銘柄探しや売買方法をもう一度見つめ直しました。それが今回の記事です。
ところであなたは、
「なぜその株を、その価格で買ったんですか?」
と聞かれて説明できますか?
過去、私はうまく説明できない売買をよくしていたと思います。
最近はなんとなく固まってきました。
※ちなみに私は長期投資前提です。
株を買うまでのステップは以下です。
・銘柄探し
・買い希望株価の算出
・株価ウォッチ
・少しずつ買う
言葉で並べてみるとシンプルだなー。
ただ各ステップでかなり、自分なりに工夫をしているので、それをまとめていこうと思います。
・銘柄探し
まずは、銘柄探しから。
第一の方法はスクリーニング。
※スクリーニングの方法は以下記事を参考にしてみて下さい。
この方法で業績がしっかりしていて、割安な銘柄を探します。
運良くよい企業を見つけたら、これが投資対象。
しかし、当たり前ですがそんな都合よく割安な銘柄は見つかりません。
では、どうするか?
ニュースを待ちます。
例えば2020年1月の場合、新型コロナウイルスが大きな話題となりました。
そうすると、
・中国人観光客が減るので、化粧品の売上が一時的に落ちるのでは?
・中国でも日本でも旅行を控えるので旅行業が一時的に落ちるのでは?
・中国国内で出かける人が減るので中国のECサイトの売上は上がるのでは?
といった仮説が浮かんできます。
では、旅行業を調べてみようか。
となったら、業界地図を使って、代表的な企業を調べます。
※ネットでも調べられますが、業界地図は1300円で体系的にまとまっていますので買う価値があると思います。
※業界地図については以下記事を参考にしてみて下さい
業界地図で企業を探し、業績が良いものを絞っていきます。
※具体的な探し方は以下記事を参考にしてみて下さい
これらのステップで投資したい銘柄を決めます。
・買い希望株価の算出
以下のステップで、買い希望株価を算出します。
まずは、企業の過去のPERのレンジと予想EPS(一株当たり利益)から想定株価を算出します。
※想定株価の算出方法は以下の記事を参考にしてみて下さい。
これが、自分の予想する株価の範囲です。
次に、予想する株価の範囲に対して、どこで買うかを考えます。
これは、まだ試行錯誤中ですが、想定株価レンジの下限から25%より安ければエントリーすることにしています。
※詳しくは以下の記事を参考にしてみて下さい
・株価ウォッチ
銘柄を増やすことで、割安で買える機会が増えます。
なので、これまで説明した方法で、買いたい銘柄を増やしていきます。
しかし、銘柄を増やすと、今度は株価のチェックが煩雑になってきます。
「あ、最近この銘柄見てなかった!安くなってたのに買い逃したー!」という漏れ、抜けも出てくるかもしれません。
そこで、マーケットボードを使います。
マーケットボードは自分が選択した銘柄の株価や板を一望一覧できるものです。
各証券会社で普通に使える機能です。
下の画像は私のマーケットボードの一例です。
1枚目が、レギュラー陣(常に買いたいと思っている銘柄)
2枚目が、コロナウイルス関連で一時的に根が下がりそうな銘柄です。
毎日、このボードを見て、希望株価以下になっていないかチェックしています。
さて、希望株価以下になったらどうなるか?
まずは、ネガティブなニュースがないか探します。
私は長期的に業績が伸びる企業の株しか買いませんが、その成長前提が崩れるような情報がないか?確認します。
そのようなニュースがなければ、まずは少量買います。しかし一気には買いません。
例えばその銘柄に100万円まで資金投入してもいいな、と考えるなら20万円くらい。
なぜなら、一気に買うとさらに株価が下がった時に買い増しができないからです。
買った後に、株価が下がったら買い下がっていきます。
希望株価を超えて値上がりしたら、買うのをやめます。
例え100万円の資金のうち半分の50万円しか投入できなかったとしてもそこでやめます。
自分が考えている水準より割高だからです。
では、残りの50万円はどうするか?それは他の銘柄を買うお金に回します。
または、今買った銘柄がまた値下がりしたら、それを買う資金に充てます。
重要なことは、「資金があるときに株を買うのではなく、買い時だと思える銘柄があるときに買う」ということです。
それ以外は、待機です。
ま、あくまで、私の場合ですが。
それでは、今回の記事は以上です。