株を買うことの意味~誰でも経営者になれる~
みなさん、こんにちは。
master_kです。
今日は、「株を買うことの意味」について考えてみたいと思います。
※かなり投資経験が長い方でも、この意味を考えている人が少ないと感じています。
「貯蓄から投資へ」というスローガンがもてはやされるようになりましたが、株を買うことの意味を知れば、いや・・・理解すれば、さらに儲けやすくなります!
それでは具体的なお話を始めます。
株とは、一言で言えば「会社の所有権」です。
つまり、株を買う(株主になる)ということは、「会社を区分所有する」ということです。
競馬好きな人は、一口馬主という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まさにそれと同じです。
自分が会社を区分所有するわけですから、会社の資産、会社が得た利益はすべて株主に帰属します。
それだけではありません、自分の会社ですから、借金の返済義務や経営責任も株主にあります(普通、個人レベルの株主は購入した株の価値がゼロになる以上の責任は発生しませんが)。
この「株を買う」=「会社を区分所有する」の概念は、非常に重要なので、是非覚えてください。
これを理解しているのと、理解していないのでは大きく投資行動に差が出てくると私は思います。
さて、次に株を買った後に得られる利益について説明します。
ひとつめは「売却益」です。株価が上がり、売却した場合の利益(キャピタルゲインと言います)のことを言います。
もうひとつは、「配当」ですね。これは企業が得た利益の一部を、会社の所有者である株主に還元するものです。
利益は上記のいずれかの方法で得ることになります(厳密に言えば、信用取引やオプションなどもありますが、私はまっとうな資産運用には不要と考えていますので、ここでは割愛します)。
最近では、配当金を重視した投資方法が着目されていますが、私は基本的に売却益を狙った投資を行っています。
なぜならば・・・
企業(きぎょう、英: business)とは、営利を目的として一定の計画に従って経済活動を行う経済主体(経済単位)である。
※Wikipediaより引用
企業とは、営利を目的に活動するものです。株主に対して配当金を配るくらいなら、その資金を更なる事業発展に使って、成長させてほしいからです。
私が年金生活をしていて、毎月の収入の足しとして株式を利用しており、一定の配当金を得られれば十分という状態なら話は別ですが、株を購入することで、会社を区分所有して儲けるのであれば、成長のためにお金を使う会社を選びます(その方が儲かりそうです。適切な会社を選べば、ですが)。
いかがでしたでしょうか。株を買うことのすごさを理解してもらえたでしょうか。
結論:
・株を買う、とは会社を区分所有するということ
・株式が生み出す利益は、売却益と配当の2種類。いずれの方法でも儲けを得ることが出来る。
M.F.Y