日本株の選び方3〜未来思考で儲かる企業を見つける
みなさん、こんにちは。 master_kです。
今日は″未来思考″で株を選ぶということについて、書こうと思います。
前回の記事では、逆転の発想について触れました。
「逆転の発想」とは、未来のある時点で「こんな商品があって当然だ」、「こんな技術があって当然だ」、「現代では省くことが出来ないコストや時間、手間はかからなくて当然だ」と考えた上で、未来の世界を想像することを指しています。
今回は、″自動車″を具体例として説明します。
それでは、未来思考の説明に入ります。
さて、話は10年前。私が教習所で免許を取ったときの話です。
教習所の教官は講義でこう言いました。
「自動車の基本性能は3つ。①走る②曲がる③止まる、です。みなさんはこれから運転免許を取るにあたって、これらを上手に出来るようになってもらいます。」
私は両親ともに運転免許を持っていなかったため、車にあまり興味がなく、こういう基本性能のことなど考えたこともありませんでした。それくらい車のことを知らなかったのです。
時は経ち・・・・
株式投資を始めて2年くらい経った頃、急にある思いが湧きました。(常日頃、考えていたわけではなく急に、です)
「もしかして、今の自動車って、変じゃないだろうか。最終的には、全然違うものはなるのでは?」
順を追って説明します。
これから、「今の技術の積み上げから考えて妥当と言えるのか」、「何年後にそうなるか」、「本当にそうなるか」、は「抜き」にして、今の自動車の変なところを挙げてみます。
①事故が起こる
事故が起きれば、物が壊れたり、人が怪我をしたり、死んだりします。交通事故死者数は急速に減って来ていますが、あるべき姿は「事故が起こらない車」です。未来の社会では事故が起きない、もしくは限りなく事故がなくなるのでは?

政府統計より引用
②人間が運転しないといけない
未来ではきっと、人間が運転するのは、非効率なことと見なされるでしょう。
③渋滞している主要道路と空いている迂回路が混在している
国道は超渋滞。でもその横の生活道路や、ちょっと離れた広域農道みたいな道路では空いていること、ありませんか??
④めちゃくちゃ重い
普通自動車の重量は1~1.5トンあります。しかし、乗員の体重はせいぜい50-70kgです。しかも、車には一人か二人で乗ることがほとんどではないでしょうか。
国交省のデータでは、平均で1.3人とのことですので、わずか100kg程度の乗員を運ぶのに1トン以上の鉄の塊が必要なわけです。

これは、どう考えても非効率ですね。
⑤値段が高い。しかも家電などと違って値段がだんだん下がるわけでもない
テレビやエアコンはあっという間にコモディティ化して、値段が下がりました。しかも、これらは性能も飛躍的に上がっています。
でも、自動車価格はむしろ年々高くなっています。
⑥排ガスが出る
というわけで、まだまだあるような気がしますが、現時点では当たり前でも、″変″なところがいっぱいあります。
これらは、未来では解決されていて当たり前だと考えてみます。
その時、自動車は以下のようになっているのではないでしょうか。
・自動運転で、乗員はハンドルを握ることなく、室内はリビングのような空間になる。事故も起こらず、目的地に迷うこともなくなる。
・事故が起きないので、鋼鉄製のボディーは不要になり、プラスチックなどで大幅に軽量化される。
・電気自動車で、排ガスは発生しなくなる。ガソリンエンジンゆえに電子部品とのアセンブリが大変だったが、モーターと室内、その他電子部品を組上げればどんな企業でも自動車を作ることが可能になる。ゆえに完成車の値段はどんどん落ちる。
・人間が運転することがなくなり、高い走行性能は不要になる。性能に差がないので、所有する人が激減する。
こんな感じでしょうか。今となっては当たり前のことが結構含まれていますが、10年前このようなことを考えました。
私の予想が間違っているかもしれませんし、これらが実現するのが100年後かもしれません。
ただ、こういう姿に近づくのは確かだと思います。
この予想に基づき、成長する業種や、これから伸びなくなる業種を予測して売買をします。
例えば、以下のように考えます。
伸びる業種
地図製作、自動運転ソフトウェア開発、プラスチックメーカー、モーター、バッテリーおよび周辺素材メーカー、家具メーカー、運輸業
伸びない業種
完成車組上げメーカー(日本などの先進国で、ガソリンエンジンのノウハウを持ち、高い利益を得て来た会社)、石油卸売、鉄鋼
私は既にトヨタ株、日産株、石油元売株などで大きな利益を上げましたが、これからはこれらの株を手放します(すでにトヨタは売却しました)。
まぁ、これが当たるかどうかはこれからを見ていただかないとわかりませんが。
いかがだったでしょうか。
自動車関係の話は、既にいろんなところで出ているので、ちょっと退屈だったかもしれません。
新たなテーマを思いついたら、また書いてみたいと思います。
それでは、今回の結論です。
結論
・今の技術や社会の制約にとらわれることなく、あるべき姿を考えてみる
・伸びると考える業種に投資をする
M.F.Y