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なぜ、あなたは株を安く買えないのか?

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こんにちは、master_kです。

 

株は安く買って、高く売るのがいいですよね。

 

でも、なかなか難しいようで、twitter界隈では、「買ったらどんどん株価が下がった!」、「私が売ったそこが底・・・」

 

という悲鳴がよく聞こえてきます。

 

というわけで、今回は、なぜ株を安く買えないのか?ということを考察しました。

 

あなたも、「株を安く買おうと思っていたけど、買い時を逃した!」、「暴落時に株をガンガン買って儲けることが出来たらいいのな」と思ったこと一度はありますよね?

 

安く買うには、暴落時を狙うのが効率的です。そこで買えない理由は、「大底で買って、少しでも儲けたい」、「買っても、この先株価が上がらず、損益を出してしまうのではないか?」と考えるからです。

 

これらを解決するのに必要なのは、合理的な思考であり、「タイミングの分散」、「投資先の分散」、「余裕資金」ではないでしょうか。

 

それでは本文にどうぞ

 

目次

 

なぜ株を安く買えないのか?

 

まず、はじめにTOPIXのデータを見てください。

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「過去に戻って、好きなタイミングでTOPIXを買えますよ」と言われたら、あなたはどこでTOPIXを買いますか?


もう一度データを見てみましょう。

 

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いかがですか?


2003年や、2009年頃の”谷”になっているところと答えませんか?

 

2003年はITバブル、2009年はリーマンショック、それぞれの底打ちです。

 

つまり、暴落時です。これは最大の”買い時”です。

※あくまで市場暴落時が買い時です。個別銘柄の悪材料で株価下落している場合は慎重に判断した方が良いでしょう。

 

でも、多くの投資家は評価損が膨らむのを恐れて、売ってしまったのではないでしょうか?

 

機関投資家は、短期間でパフォーマンスを評価されるため、暴落時に売るのは当然です。

 

それでは、個人投資家はどうするべきか?

 

・・・短期トレーダーならともかく、長期で資産形成するつもりなら”買うべきタイミング”なのです。

 

あなたは買いましたか?それとも売りましたか?・・・・はたまた、当時は投資をしていなかったでしょうか。

 

なぜ暴落時に株を買えないのか? その原因を考えてみましょう。

 

●暴落時は”売り”と思い込んでいる

 

暴落すると、自分の評価損が膨らんでいきます。

 

機関投資家は、さきほど述べたようにこのタイミングでは売るしかありません。

 

デイトレーダーのような短期投資家も売るべきです。資金が動かせなくなり、トレード出来なくなりますから。

 

一方、個人の長期投資家は?

 

買うべきです。

 

長期投資の考え方の基本は、「長い目で見て、企業の価値は上がり、株価も上がっていく」というものです。

 

つまり、暴落時に株を安く買えない原因のひとつは、”長期投資をしておらず、暴落時は売りと思い込んでいること”です。

 

●なるべく多く儲けたい

 

もう一度、さきほどのTOPIXのチャートを見てみましょう。

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買いたくなるタイミングは、2003年や2009年でしたね。

 

ここで買いたいということは、つまり”谷以外で買うのは損”だと考えているのです。

 

株を安く買えない原因の二つ目は、”少しでも安い株価で買って、最大限に儲けたいから、買うタイミングをなかなか決められない”ことです。


●値上がりしないかもしれない

 

暴落時はありとあらゆる企業の株価が落ちていきます。

 

そうすると、「安値で株を買っても、二度と株価が元に戻らないのではないか?」と不安になります。

 

これが株を安く買えない三つ目の原因です。


それでは、次の章で、暴落時に買うためにはどうすればよいか考えてみましょう。

 

 

どうすれば買えるのか?

 

さきほどは、暴落時に買えない3つの原因を紹介しました。

 

この章では、それぞれの対策を説明します。

 

●暴落時は”売り”と思い込んでいる

 

これは、難しい問題です。

 

長期投資家になる必要がありますから。

 

あなたが、長期投資をしないのであれば、暴落時に買うのは難しいかもしれません。

 

●なるべく多く儲けたい

 

大底で買えば、確かに利益は大きいですよね。

 

でも、狙って当てるのは至難の業です。

 

とは言え、タイミングを計っていると投資するチャンスを逃がす可能性があります。

 

では、どうすればよいか?

 

その方法は・・・タイミングの分散です。

 

あなたが投入できる資金が200万円なら、何回かに分けて投資するのです(例えば50万円ずつ4回に分ける)。

 

買ったタイミングが大底ではなく、さらに株価が落ちていくなら残った資金で買い増せば良いのです。

 

もちろん、この方法では、投入資金のすべてで大底をあてることは出来ません。

 

・・・でも、それでもいいじゃないですか?考え方を変えてみましょう。

 

あなたの目的は、1円でも多く儲けることではないですよね? 自分で定めたリターンが得られれば良いのです。

 

「落ちてくるナイフは全力で掴むからケガをする」のです。力まずに、軽いタッチで何本も掴みましょう。

 

●値上がりしないかもしれない

 

これは複雑です。

 

要するに、あなたが「株を買うということをどう考えるか」という問題です。

 

安く買って、高く売って・・・ただ儲けるために買うのか、

 

長期投資家のように、会社を区分所有して利益を分配してもらう、と考えるのか。

 

後者ならば話は簡単です。

 

しっかり競争力のある会社を調べ、その会社が「長期的に成長するはずだ!」と思っているなら簡単に買う覚悟が出来ますよね?

 

それでも、暴落(=不況期)で経営状況が悪くなって破綻したら??

 

・・・確かにその可能性はゼロではありません。

 

そんな場合に備えて、複数社の株を買えば良いのです。5社の有望な企業の株を買って、5社とも倒産する可能性はかなり低いでしょう。

 

「競争力のある会社を選び」、「不安なら複数社に分散する」これで思い切って株を買うことが出来るのではないでしょうか。

 

※競争力のある会社の選び方を知りたいあなたには以下の記事をおススメします。

●実践的! スクリーニングと企業分析で儲かる日本株を見抜くマニュアル

www.shameless1.com

 

実際のケース

 

さて、最後に実際のケースを見てみましょう。

 

「偉そうに株を安く買う方法を紹介して、オマエは買っているのか?」と思う方もいらっしゃいますよね。

 

というわけで、私master_kの実際の売買を紹介します。


TOPIXのデータを見てください。

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これは、2018年8月から2019年2月までのものです。

 

2018年12月25日に大きく株価が下がっていることが分かります。

 

私はこの頃、株価が急落しているのを見て、余った資金を投入しようと考えていました。

 

12月25日は、この日までに日経平均が5日連続下落、当日は1000円超えのものスゴイ下げでした。

 

まだまだ下がるかもしれない、でもそろそろ底かな・・・と考えていたとき、ふとtwitterを見ました。

 

前日のtwitterでは、悲観一色のコメントであふれていました。

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有名な逸話ですが、投資家ジョセフ・ケネディー(JFKの父親)は、かつてウォール街の靴磨きの少年が株の話題で盛り上がっているのを見て、

 

「これは異常な事態だ」と所有株を売り、バブルを避けたという話があります。

 

これと同じで、誰もかれもが悲観的になって、株安を話題にしている頃が一番買い頃です。

 

私はサラリーマンなので、普段まわりの人間と株の話をすることはありません。もし、ネットがない環境ならもっと売買の判断に自信を持てなかったでしょう。

 

でも、今はネットがあり、「株について、今、みんながどう考えているか?」という超貴重な意見を簡単に集めることが出来るのです。これはものすごいことです。

 

というわけで、この日、私は株を買うことにしました。

 

そのために、日ごろから①余剰資金を準備しておき、②スクリーニングで買いたい株を選んでおいたのです。

 

また、余剰資金のすべてではなく、一部を投入して、底を外しても追加で買えるようにしました。

 

売買の記録と買った銘柄の株価の推移です。

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●タケエイ

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●ZOZO

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●三菱ケミカル

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●広栄化学工業

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●小田原エンジニアリング

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幸運にも12/25は大底で、これ以降株価は上がっていきました。

 

ただし、見てお分かりのように5銘柄買って、2銘柄はほとんど株価上昇していません。今回は運がよかっただけでもしかしたら、株価が下落していたかもしれません。

 

このための銘柄分散です。

 

また、この日が底でなかった場合どうするか?

 

私は資金を追加投入する予定でした。

 

リーマンショックやITバブル規模の大暴落の場合は、数年かけて株価が下がります。しかも、暴落が起きている間は、どのくらいの規模なのか判断するのは困難です。

 

なので、12/25も投資余力の20%を投入しています。

 

こうしておけば、大暴落の場合でも追加資金を投入出来るので、大けがをする可能性は低いのです(ただし、大成功するする可能性も低くなりますが)。

 

余裕資金が少ないと、こういう戦略も難しくなります。ただでさえ資金が少ないと、分割しても儲けがほとんど出ないですから。

 

というわけで、株を安く買う最後のポイントは「余裕資金を用意しておく」。ということです。

 

あのウォーレンバフェットも好況期に現金比率を高め、不況期にここぞとばかりに株を買っていますよ。

 

※バフェットは好況期に現金を用意して不況に備えていた。また銘柄の平均保有年数はたった3年!?知られざるバフェットの投資戦略を売買記録から紹介。

●バフェットの売買から考える株式市場暴落後の儲け方

www.shameless1.com

 

現金を用意しておく・・・これは、普通の機関投資家には出来ない、個人投資家の最大の武器です。

※機関投資家が現金をたくさん持つと、「効率的に運用をしていない」とみなされます。

 

というわけで、今回は、なぜ株を安く買えないのか、株を安く買うにはどうすればよいのか?、というお話でした。

 

暴落狙いは基本的に勝ちやすい戦略ですが、底を捉えるのは難しいものです。

 

軽いタッチで落ちてくるナイフを何本も掴みましょう。

 

そのうちコツをつかめますよ。

 

それでは、株を安く買うにはどうしたらいいか?というお話でした。

 

今回は、このへんで。

 

M.F.Y

 

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