マネックス証券歴12年の筆者がこっそり教える マネックスを"しゃぶり尽くす"活用法
こんにちは。master_kです。
今日は私が使っている大手ネット証券会社のマネックスの活用方法を紹介します。
(正式にはmonex証券ですが、以下ではマネックスと書きます)
私は投資を始めた時になんとなく選んだのですが、途中から他の証券会社に変更するのが面倒で12年間使い続けています。
ただの怠慢とも言えますが、マネックスは手数料は他の証券会社と比較して有利ではないものの、ツールやポイント制度に優位性があり、さらに手数料すらも実質タダに出来る裏技があるため、おススメします。
ちなみに私はここ3年以上株式の手数料払ってません・・・マネックスさんありがとう!
それでは、本文です。
目次
2.マネックスにしかない特典~裏技マネックスポイントで手数料ゼロ化
3.マネックスにしかない特典~資産管理ツールview βで資産を簡単に見える化
4.マネックスにしかない特典~ IPOは弱者にも平等にチャンスあり!
1.大手ネット証券会社のメリット・デメリットまとめ
証券会社のサービスは山のようにあり、比較するのが大変ですが、シンプルに日本株式の売買手数料と米国株のサービス(取扱いがない証券会社もあります)で比較しました。
このデータはネットで探しても詳細にはまとめられていませんので、皆さんの役に立つと思います。
※データは2018年5月23日時点のものであり、今後変更される可能性があります。
下に示す2つの表にデータをまとめました。上側の表がまとめと手数料の簡易版です。
下側の表は詳細な手数料を記載しています。
結論は、表のサマリーの部分に示していますが、下記にも記載します。
・SBI証券がベストです。手数料が安く、私のような小口投資を行う単元未満株も取り扱っています。米国株も取り扱うのでインデックス投資の王道、米国ETFを使えます。
・楽天証券は日本株の単元株の売買手数料が最も安いのですが、単元未満株を取り扱っていないのが玉にキズです。証券会社を2つ以上使う手間が気にならなければ、SBI証券と組合せると現状では"最強"です。
・株ドットコム、松井証券(※)は日本株の手数料に優位性がなく、米国株の扱いがないので、利用するメリットがほとんどないと考えます。
※松井証券は他の証券会社と単純比較出来ない。この証券会社は1日の約定代金合計により手数料が決定する「ボックスレート」が適用されます。ボックスレートとは、1日の約定代金合計が一定範囲なら、何回取引しても定額料金となるものです。デイトレなどで有利な体系です。
ただし、本ブログは長期投資メインの話なので、一日に何回も売買するケースは稀であるため、同列に扱った。
※■優位性あり/■優位性なし
※2・・・2万円までは100円
さて、肝心のマネックスですが、手数料は高くも安くもありません(まぁまぁといったところです)。
しかしながら、後述のマネックスのポイント制度がうまく使える人(=投資信託をホールドする人)ならば実質手数料無料となります。
あわせて他の証券会社にはない独自の各種ツールがあるため、条件付きですが、マネックス証券はおススメ出来ます。
特に資産管理ツールのmonex view βはざっくりと資産管理が出来て超おススメです。
2.マネックスにしかない特典~裏技マネックスポイントで手数料ゼロ化
マネックスポイントは下記の条件で付与されるポイントです。電子マネーとの引き換え、景品との引き換え、株式売買手数料充当に使えます。
ポイントの貯め方は2つで、
①投資信託を買う(手数料の1.5% またはセゾンカードがあれば4.5%)か、
②投資信託を保有(毎月付与。月の平均残高×1/12×0.08%)することで付与されます。
※マネックスHPより引用
最近では、購入時に手数料がかからない投資信託が主流なので、保有によりポイントを受けることが多いと思います。
私は投資信託の保有額が約500万円あるため、1年間で約4000円分のポイントが付与されます(500万×0.08%)。
なので、20万円程度の株の売買であれば、年間40回まで実質手数料無料で出来てしまいます!これは素晴らしい裏技です。
というわけで、私はここ3年くらい手数料をまったく支払っていません。その上、余ったポイントをTポイントに替えたりしています。
マネックスさんごめんなさい!
※投資信託には信託報酬がかかるので、500万円分保有していると年間かなりの額がかかるのは事実ですが・・・
3.マネックスにしかない特典~資産管理ツールview βで資産を簡単に見える化
monex view βは資産の推移をグラフで見える化するツールです。下記は実際の私の講座のものを示しています。
単純ですが、これは強力です。なんせ資産運用をしていると絶対にやりたくなる"資産の推移のまとめが"必要なくなるのですから。
・上図は年次データですが、日次・月次データに切替え可能です。
・商品別、資産クラス別に表示して、個別商品の資産推移を簡単に確認することも可能です。
ただし、これにも弱点があります。
1つ目は、累積投入金額が表示されないことです。このため、累積投入金額に対して、どれくらいの利益が出たか、ということは別途計算しないと分かりません。
継続的にマネックスには改善要望を出していますが、今の所は対応してくれなさそうです。
2つ目は 、このツールは資産の保有額しか表示されないため、株や投資信託を売却すると、保有額が減った表示がされます。
このため、株の評価損で減ったのか、売却により資産が減ったのかは、分かりません。こちらは資産推移を示すという仕様上、避けられません。
4.マネックスにしかない特典~ IPOは弱者にも平等にチャンスあり!
マネックスのIPOは完全抽選式です。これは、他の証券会社ではあり得ないことです。
IPOは人気があるため、割当てる株が不足します。このため、通常は取引実績、IPO申し込み額、資産額など、要するに証券会社にとって重要な顧客が優先されて割当てられます。
しかし、マネックスなら平等に抽選を受けることが出来ます。これは個人投資家にとっては大きなメリットです。
私はこれまでに当たったことはありませんが、有望なIPOには、どんどん、申し込んでいます。一回でも当たればオイシイですからね。
さて、今回は証券会社の比較と、マネックスの活用の仕方、メリットについて説明しました。
これから証券口座を開設する人は、
是非マネックスも検討してみて下さい。
M.F.Y