儲けるだけが投資ではない 社会課題を解決する事業に出資したい
こんにちは、master_kです。
あなたは、株式を買う時に何を期待しますか??
何らかの利益ですよね。それも・・・多いほうが良い。
なので、財務が良い株や、PERが低い株、高配当株などを買うわけです。
もちろん私も利益重視です。
しかし・・・株式投資も12年になり、それなりに利益が積み重なった今、ただ利益を得るだけはどうなのか?と思うようになりました。
それは、以下のような思いです。
・株式市場で十分に儲けさせてもらった。このお金を還元したい。
・どうせお金を還元するなら、ただ使うのではなく、社会のために使いたい。
・なので社会的意義のある企業を応援したい。なんだったら社会課題を解決したい。
それに、いくら儲かる企業だからって自分が応援したくない企業の株を買うのはイヤなのです(例えばタバコ株・・・最近は電子タバコで匂わなくなったし、発がん性も低いとのことなのでまだ良いのですが。あとはワタミ株など)。
というわけで、こんな企業あったらぜひ投資したいなぁ、と思うものを上げてみました!
1.必要としている服を作る企業
アパレルの深刻な問題を御存知でしょうか??
なんと、生産した服の半分以上は捨てられるのです・・・・・半分って!多すぎだろう。
(小島ファッションマーケティング調べ)
世界には着る服がない人たちもたくさんいるのに・・・
なぜ、こんなことが起きるのでしょうか。
それは、長年「アパレル業界が売れるデザインや色を決めて、消費者に買わせる」という体制を続けてきたからです。
つまり、この業界は、需給で生産量や値段が決まらない、ということです。
インターネットが普及した今、これまでのような「アパレルが売れるものを決める」という態勢は崩壊しています。だから、ファストファッションが爆発的人気を得ています。
消費者が欲しい服を必要なだけ作る・・・この当たり前を実行できる会社やその仕組みを作る会社があれば、ぜひ投資したいものです。
2.子供を育てる仕組みや企業
私は、子供が好きですし、子供は国の将来を決める重要なリソース(こう言うと少しドライ過ぎますが)です。
最近、子供を虐待したり、育児放棄をしたというニュースがよく流れます。
子供産んだ人の中には、
「産むつもりはなかったが、産んでしまった」
「子供が育てる能力や経済力がないのに産んでしまった」
「実際に育ててみたら思っていた以上にツラくて、無理だった」
という人がある程度いてもしょうがないかな、と私は思います。これに対して、「頑張りなさい!」というのは簡単ですが、解決にはなりません。
そんなときに、経済的に支援する企業や、育てることが難しい子供を一時的に預かって、養子を探している家庭とマッチングするなどの良い仕組みがあったらなぁ、と思います。
もちろん、寄付や政府の援助でこういうことが可能であればそれに越したことはないですが、それではただの慈善事業で、継続は難しいでしょう。
3.医師の過労を解決する企業
厚生労働省は、医師の残業時間の上限を「年1900~2000時間」とする制度案を出しました。
月にすると約167時間、「過労死ラインは80時間」ですから2倍以上です。
厚生労働省は「医者は死んでもしょうがない」と考えているようです。
なぜ、こんなことが起きるのかというと、”医師数が不足していて忙しい”からです。
みなさんも病院に行って、2時間以上待つような経験ありませんか??
少子化の現在、医師数を増やすのは容易ではありません。海外から人を予防にも、言語の障害があります。
というわけで、人間以外に医師の代替をさせる(カメラ撮像と問診プログラム)システムを開発する企業があれば是非投資したいなーと思います。
急患や外科処置などはまだムリでしょうが、内科の問診などは今のテクノロジーでも、ある程度正確な判断が出来るのではないか?と思うのです。
これに近いことをやっているアイリスという会社があります。非上場企業なので投資することは出来ませんが・・・
ちなみに、「FUNDINNOで扱ってもらえないか?」と聞いたことはありますが、今のところリアクションはありません。
まぁ、アイリスはすでに有名なので、企業が出資していて個人の出資など必要ないのかもしれません。
というわけで、今回はこんな企業あったら投資したい!というお話でした。
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