FUNDINNO第35号案件 JPNEASY 株式会社Fesbase
こんにちは。
master_kです。
さて、さきほどFUNDINNO(ファンディーノ)よりメールがあり、第35号案件 株式会社 Fesbaseの投資案件の案内が来ました。
同社は、リクルートで15年間新規事業担当し、その後楽天で事業戦略部として4年間海外赴任した方が創業した企業で、
訪日旅行者向けのレストラン予約コンシェルジュサービス「JPNEAZY(ジャパニージー)」への投資案件です。
いろいろと考えましたが、今回は投資を見送ることにしました。
インバウンドというだけで、儲かりそうな気がしてきますが、、、
その理由は、
①インバウンドでボリュームゾーンをまるまる獲得出来るビジネスではなさそう
②良いレストランを探すなら、他にサービスがある
の2点です。
まず、一点目の理由について説明します。
日本政府観光局の最新のデータ(2016年が最新)によると、
2013年から2016年の4年間で、訪日外国人旅行客は倍増して、約1000万人から2400万人になっています。
このうち、韓国、中国、台湾の伸びはめざましく、3カ国合わせて約1000万人も増えています(1400万人のうち71%を占めます)。
韓国 246⇒509万人
中国 131⇒637万人
台湾 221⇒417万人
各国の2013年と2016年の訪日観光客数...日本政府観光局データより、引用。
統計データ(訪日外国人・出国日本人)|統計・データ|日本政府観光局(JNTO)
というわけで、せっかく増えた観光客相手のビジネスなら
この1400万人をターゲットに出来るものがよいと思うのです。
しかもそのうち1000万人は三ヵ国に集中しているので、国ごとにビジネスを考えてもよいのかな、と思います。
今現在、Fesbaseは100店舗のレストランと提携しているとのことですが、1000万人規模の顧客の『量』のうち一部しか活かせないかな、と思います。
そして2つ目の他のサービスですが、ずばり食べログですね。
外国人旅行客がわざわざ、日本で食べたいもの、それは『うまいもの』に決まってますよね。
私は結構、食にこだわる方ですが、これまでの経験では、
グルメ本、口コミ、グルメサイト、いろいろ比較して食べログに勝るものはないと思っています。
3.9〜4点台のお店だと、まじで異次元のうまさであることが多いです。
あまり、知られていませんが、この食べログ、日本語以外の言語でも提供されています。
英語、中国語、韓国語に対応していますね。
fesbaseでは、外国人にキャンセルされる可能性があるので、
飲食店としても積極的に受け入れにくいという風に説明されていましたが、
事前決済のサービスがあれば特に問題ない気がします。
というわけで、今回は私は見送りです。
投資される方がいましたら、その後の情報教えていただきたいです。
それではまた。
M.F.Y
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